自分と向き合う作業3 ~私の真ん中にあるC&Aの言葉~
私は、中学の頃から放送業界で働きたいと思っていた。
テレビっ子、ラジオっ子だったし、
文章を書くことが好きだったから。
高校卒業後は、放送関係の専門学校に入った。
自分で言うのもアレだけど、なかなか着々と人生を歩んでいた。
そして、希望通り放送業界で働くことになった。
いつかC&Aと一緒に仕事をしたいと思っていた。
ずっとやりたかった仕事だったし、やればやる程、
周囲は認めてくれて、それは仕事量に反映された。
ASKAさんがどこかのインタビューで言っていたこと。
☆「僕はいつも、少し無理をしようと思っています。
無理をしなければ、何もひらけてこない」
☆「Aの道とBの道。最初にAの道を行ったけれど、
やっぱり違うと思って引き返してBの道を進んだ。
結果Bの道を進むことになっても、
Aの道に進んだ行為は決して無駄ではない」
あと、もう一つ。これはCHAGEさんだったか、
ASKAさんだったか……どちらか(^▽^;)
☆「壁があると思うから壁が出来てしまう。
壁なんか実際は無いんだから、意識しなければひょいと進める」
この言葉たちが大好きで、いつもこの言葉を反芻しながら
何事も、もうひと頑張り、ふた頑張りできた。
この言葉の数々が私の人格形成の「真」の部分になっていると思う。
何かを変えようとする時、いつもこの言葉の数々を思い出した。
そして、その言葉に支えられ、突き動かしてくれた。
自分と向き合う作業2 C&Aのスタッフジャンパー
ちょっとしたタイミングときっかけからC&Aのファンになった。
熱しやすい性格なので、すぐにファンクラブに入会した。
そうなってくると過去のCDも欲しいし、ライブにも行きたい。
私は、アルバイトを始めた。
コンサート会場の物販のアルバイト。
理由は、アルバイト募集にあった、
「CHAGE&ASKAや、
〇〇のコンサートのお手伝いを一緒にしませんか?」
の魅力的な誘い文句(^▽^;)
当時、C&Aのコンサートは物販のスタッフも、
会場スタッフと同じスタッフジャンパーを着せてもらえた。
アルバイトとはいえお仕事。
冷静を装って黙々と、パンフレットやグッズを売った。
けれど、C&Aと同じスタッフジャンパーを着ているのかと思うと、
本心は度肝を抜くほど嬉しくて、気を抜くと
ドラえもんのように、1センチくらいは
宙を浮いてしまうのではないかと思った。
もっともっと近くでC&Aと一緒に仕事がしたいと思った。
自分と向き合う作業1 C&Aが琴線に触れた日
両親が離婚で揉めている頃、私は高校生だった。
両親のことに無関心なふりをして、悩んでいない振りをして
誰にも相談をしなかった。
内心は張り裂けそうな程、不安だったのに。
そんな時、偶然C&Aファンの友人がDVDを貸してくれた。
その頃私はC&Aのことは好きでも嫌いでもなかった。
多分、世界にMerry Christmas が収録されているDVDだったような
気がするけれど、うろ覚え。
内容は曖昧な記憶だけれど、当時、涙が溢れて止まらなかったことを
覚えている。色んな感情が入り交ざっていたと思う。
そして、何だか救われたような気分になった。
誰かの歌で泣いたことは、多分これが初めてだったと思う。
人の感情(特に私の感情)とは簡単なもので、
そこから吸い込まれるようにC&Aのファンになった。