ネタバレ有り Too many people MV+いろいろ
aska-burnishstone.hatenablog.com
じっくり鑑賞後、月並みなリアクションだけれど
「くぅぅぅ~!!かっこいい!!」と、悶絶した。
音楽も映像も、
「自分の為に」
突き詰めるASKAさん。
そして、そんなASKAさんのセンスや才能を汲み取り、
具現化させていくASKAバンドとスタッフ。
ここぞとばかりに、プロ集団の底力が映し出さていた。
それぞれが「自分の為に」
技を磨き上げたプロ集団。
そして、そんな人たちが、
いざ円になった時、
それぞれに磨かれた光が反射し合って、
とんでもなく大きな光が生まれる。
そんな瞬間がふんだんに収められた
キラキラ……
いや、ギラギラな美しいMVでした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
足して2で割ったような風貌の、
インタビュアー田家秀樹さんも個性的で面白かった。
インタビューは全体を通して、静かでピリッとした空気。
そら、テンション高く和気あいあいインタビューは
今のASKAさんには、よろしくないと
判断した上でのことだと思うけど、それにしても、
ASKAさんが想像以上にクールな姿勢。
そんな緊張感ある空気の中、繰り出される田家さんの
素直過ぎるインタビューは味がある。
「東京」の振りになっている
インタビュー02より( *´艸`)
田家さん「僕らは早くアルバムが出てホッとしましたよ」
ASKAさん「有難うございます」
田家さん「あぁ、こんなにちゃんと……
まぁ、こんなに……まぁ、偉そうな言い方ですけど
こんなにちゃんと音楽をやっていたんだというような
証を見せてもらったような」
ASKAさん(顔色変えずに小さな声で)「有難うございます」
田家さんの慌てぶり。あっ!やべ。言っちゃった(汗)感が伝わってきて、
こちらもハラハラする(^▽^;)
でもASKAさん側もこれが世論と受け止め、MVに収めた。
田家さんのインタビューが、
綺麗ごとにしないMVへと更に導いてくれたような気がする。
他にも
田家さん「東京のイントロ聴いた時に
《おおーーーーっ!!》と思ったんですよ。
ASKAじゃん!ていうか、
まぁCHAGEandASKAさんを含めてなんですけど、
あぁこの煌き方!」
って、そーそーそー!私もそう思った((((oノ´3`)ノ
田家さんの評論家ぶってない目線に親近感。
とか、
インタビュー04の
田家さん「(通り雨)この曲は救われましたね」
ASKAさん「有難うございます」
田家さん「まぁ、救われましたねって変ですけども
何かを救ってくれてますね」
ASKAさん「あの~唯一のラブソングなんですよ」
何かやっぱりちょっと、ハラハラするやり取りだけど(^▽^;)
うんうん、とうなずきながら、
田家さんの飾り気のない質問や、感情表現が、
実は私もそう思ってましたーなことが多くて、
腑に落ちるインタビューでした!
そして、結びの
インタビュー07
は、チャゲアスについて。
ASKAさん曰く、
お互いにチャゲアスに本気で愛情を持っていることは確認している。
だけど、今ではない。でも、いつかは、やる!
お互いソロ活動をしている中、今、ステージに一緒に立っても、
喜びはない。
自分たちが楽しんでいないものを
お客さんに見せるわけにはいかない。
そんなことしちゃいけない。
と、熱く語っている。
以前、ASKAさんはブログで、
この田家さんからのインタビューがあった後に
テレビのインタビューがあったので、
テレビの方も上手く答えられたと書いていた。
田家さん有難う。テレビのインタビューよりも
エネルギー多目に語っているASKAさんが印象的でした。
そこで、そのインタビューの一つ前にあった
Making movie
「Black&White」
の章を思い出した。
ASKAさんは、
レコーディング中のASKAバンドに
「楽しんでやってくれてるのが
伝わってくるんでもうOKですよ!」
って、めっちゃ嬉しそうに声をかけている。
楽しさが共鳴していた。
今このスタッフで、
このASKAバンドで間違いない!!
そのことが、強烈に心に刻まれたシーンだった。
今、一点の曇りもないASKAさんを最高と思う。
……でも正直、ちょっと切ないな。
とも思ってしまった私は、
我ながら、ねちっこい性格だなと思う"(-""-)"
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
後は、ASKAさんの頭の回転の速さにビビる。
全編を通して、私のイメージでは、
ASKAさんの意志とは別に
ASKAさんの脳が
勝手にブオーーーーーン!!て回転して、
それをASKAさん自身が追いかけている感じ。
多分、自分の頭の回転の速さに
ASKAさん自身、追い付いていけないことが
あるんじゃないかと思う。
正直、まぁ~次から次に
その場でアイディアを出してくるASKAさんに
応えるスタッフさんは大変そうだなぁ( ゚Д゚) ( ゚Д゚)
とも思いました(笑)
あと、私の一番のお気に入りのシーンは、
making movie
「通り雨」
でのワンシーン。
ASKAさんのメガネを外して髪の毛を
セットしようとしたスタッフに
ASKAさん慌てて
「い~いって!これせっかくやったのにお前~
これでいいじゃん!!」
と、反抗期の中学生のように
イヤイヤをして、スタッフを手こずらせる所。
DADAレーベルは、すこぶる自由です(笑)