C&A

ASKAファンにしか伝わらないブログだと思いますが(^▽^;)お気軽にどうぞ

AbemaTV ASKAが語る真実 ~吉田豪さん編~

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このショット。スマホの壁紙にしたいくらい熱い。

  

 あの時、ほとんどのメディアが

真剣な面持ちでASKAさんを非難した。

それは、仕方ないことだと分かっていても……

 

更に、あること無いことの噂話。

行き過ぎた取材。

 

あの当時、ASKAさんの話題をする人、

全員が敵に思えた。

 

ASKAファンだと語る

吉田豪しかり。

 

吉田豪はその時ラジオで、

過去のエピソードからASKAさんが

いかに天然で単純で(笑)(笑)(笑)という

ような話をしていた。

 

 私はASKAファンだから腹を立ててみた。

 

ファンのモラルとして、今、ASKAさんを

話題にする人には腹を立てなければいけないのだ。

どんな取り上げ方でも腹を立てるべきなのだ。

 

吉田豪がASKAファンであろうと、

どんな斬り口の話題であろうと、

このラジオを面白いと思ってはいけない。

 

もう一回、番組聴いちゃうけれど決して面白いと

思っているわけでは無い。 

 

他の回のアーカイブもお風呂に浸かりながら

聴いちゃったりしているけれど、

面白いとかじゃない。

違う、違う、違う………

 

頭をもたげようとする感情を抑える

せめぎ合い。

 

私は、ASKAファンとしてのモラルが

欠如しているのだろうか。

 

喪中やのに年賀状を書いてるような背徳感。

 

当時、吉田豪にそんな気持ちを抱いていた。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

それから数ヶ月……

ASKAさんが「吉田豪さんに好感持ってる!」

のような内容のブログをアップした。

 

あ、そうなんや(^▽^;)

 

それから、あれよあれよで

ASKAさんがインタビュアーを指名するという

番組がAbemaTVで放送された。

所謂、逆指名インタビュー企画らしい。

 

で、指名されたインタビュアーは吉田豪さん。

 

番組中、吉田豪さんは、

ASKAさんの中にズケズケ入るでもなく、

かといって、自分のことを多く語るでもなく、

ASKAさんの言葉をひたすら聞く。

 

吉田豪さんの背中越しからのカットが多くて

スゲー聞いてくれてるやん!という安心感と

頼れる感を与えてくれる。

(両想いが分かっているから

余計に肯定的に見てしまうんやけど)

 

吉田豪さんは、そのインパクトある見た目とは裏腹に

何者でもないかのような佇まいでASKAさんの話を聞く。

 

身振り手振りの多いASKAさんに対し、

吉田豪さんは、ほとんど動かず地蔵のよう。

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表情はと云えば、真剣な話題の時の無表情と、

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微笑むべき所の「えへへ」といった遠慮がちな笑み

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だいたいこの2パターン。

  

相手のことを事前に丁寧にリサーチをしていくスタイルの

吉田さん。

 

相槌や言葉少な目に挟まれる質問が絶妙だから、

全てに於いて信頼できる。

(ようにみえるだけかもしれないけどここは

「信じることが楽さ」精神で)

 

吉田さんのインタビューは、THE質問です!

ではなく、会話の延長上で広がっていく。

 

ASKAさんの盟友、

玉置浩二さんの話題になった時は、

玉置さんの面白エピソードで

会話を結ぼうとしたASKAさんに対し、吉田さんは

 

「(玉置さんのライブでASKAさんも)

 飛び入りで歌ったりもされて」

 

 

と、サラッと切り込む。この話まだ終わらせない的な。

情報の引き出しも話題の入れ方も、

吉田さんカッコイイなと思う。

 

その玉置さんのライブとは事件後の出来事。

この話題になった時、

スタジオが少し緊張した空気になったかどうかは定かではないけれど、

ASKAさんは少し言葉を詰まらせて慎重になった。

 

そこで更に吉田豪さんが

 

「大変な状況の時に声をかけてくれてね」

 

と言葉を重ねる。

するとASKAさんからも、

胸のつかえが取れたようにドバっと言葉が溢れた。

 

それは玉置さんへの、熱すぎる感謝の思い。

更に当時ASKAさんが歌手を辞めようと思い悩み

悔い、苦しんでいたという所まで。

 

吉田豪さんの、

ミルクを飲んだ赤ちゃんの背中を叩いて

ゲップを出させるようなセンスが素敵。

 

吉田豪さんの「うん、うん」という相槌も、

 横柄どころか、器が大きい人のように映る。

 あー。私、吉田豪に洗脳されてるという実感がある(笑)

 

吉田豪を真似て

上司に「うん、うん」

言ってたらぶっ飛ばされるか、静かに左遷

ということは肝に銘じる。

 

吉田豪だからこそ。ASKAだからこそ、

というトータルコーディネイトで

成立しているやり取りなんだと。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

そしてインタビューの結び

 

「こうやって(空間を)共有すると皆、仲間だと思ってしまうわけ。

 それが俺の騙される所」

 

と、語ったASKAさんに対して、

基本、リアクション小さめ。

地蔵のようだった吉田豪さんが大笑いする。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

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テッテレー! やな。

  

これが、

「思わず吹き出してしまいましたー。素の自分が出ちゃった!!」

と、相手の懐に入り次につなげる為の無意識の計算 でも、

素の笑いでも、もうどっちでもイイ。

平和な時間だったことは確か。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

あと、吉田豪さんがチャゲアスのジャケット着てきた

根性に感服しています。

 

もし私が吉田さんの立場だったら、スーツを着て行く。

例えスーツを着ないポリシーがあったとしても、

チャゲアスのジャケットの選択肢は無い。

 

チャゲアスが好きだから、

チャゲアスのジャケットを着てきました!!

 

って、すごくギャンブラーだと思う。

それで相手が

「この人、全てをさらけ出して来てくれた!」

と、思うか、

「姑息な手段を使いやがって!何か企んでいるな」と警戒するか。

 

どちらかというと後者の方が多いように思うのだけど。

ASKAさんも最初ギョッとしてたようだったし。

 

でも最終的に私の目にはチャゲアスジャケットを着た

吉田豪さんの背中は、

とても誠実で熱い背中に映りました。

  

それが計算なのか天才なのかも含めて

もうちょっと知りたくて

まんまと、吉田豪さんの本を買いました。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

AbemaTV ASKAが語る真実。 

一生忘れたくない番組です。