それでも私がマスコミを強く批判しない理由
ASKAさんの一連の騒動で、私は
マスコミに、猛烈腹が立っていて。
でも決して強く否定する気持ちも無い。
ずーーーっとモヤモヤしているから書き出してみる。
まず、根底にあるのは、私自身が、以前は
番組制作の仕事をしていたこと。
理不尽なことや、イヤなこともいっっっぱいあったけど、
それ以上に、刺激的で、面白くて、アンテナ張って、
吸収して、認めあって、成長して、貴重な出会いがあって、
自信を持つことができた。
今の私があるのは、放送業界で働いていた10年があるからだと
断言できる。決してイヤな業界ではない。
私がマスコミを強く批判しない理由①
ジレンマ
ASKAさんが2度目の逮捕をされた時、
マスコミは行き過ぎた報道合戦を繰り広げた。
勿論、それは私もとても腹ただしかった。
特に、芸能リポーターが、無断でASKAさんの
未発表の曲をテレビで流した時は、思わず
「バカなの!?」と、声が出た。
ただ、冷静になってみるとリポーターが
あそこまでやってしまった気持ち、
私は、何となく分かる。
番組制作。特にワイドショーでは、より過激なものを。
よりオリジナリティーのあるものを求められる。
マンネリでいるとすぐ振り落とされる。
だから、気が付くと追いつめられて、周りが見えず、
時に善悪の判断を見失ってしまう。
でも実際、視聴者の多くもモラルのカタマリのような真面目な番組よりも、
少しモラルに欠けた下品な番組の方が見ていて面白いと感じているだろう。
それはしっかりと視聴率に出るから。
ちゃんと需要と供給が成り立っている(´・ω・`)
それと、どうしても風潮があって、
流れに逆らって報道する事が出来ないという
暗黙のルール。
制作側も結構、「あれ?これちょっと違うんじゃないかな」と
思うことがある。でもそうせざるを得ない。
例え、疑問があっても、日々、大量のニュースを処理しなければいけない。
なので、一つ一つに疑念を投げかけることが出来ない。
疑念を持つと負け。長いものに巻かれなければやっていけない。
あとこれは、感情的な話になるけれど、
マスコミにも良心を持っている人は沢山いる!
私の大好きな友達は今も
良心バリバリで働いている。
理由②
ファンがタレントのイメージを
悪くすることもある
ファンが、あまりにもマスコミに否定的だと、
そのタレント自体のイメージも悪くなりかねない。
万が一、マスコミに大々的に抗議するファンが出てきた場合、
番組が「ASKAの熱狂的ファン」なんていう切り口で、
一部のトリッキーになってしまったファンを取り上げたら……。
それがASKAさん自体のイメージと直結してしまう。
番組は切り口次第で、タレントのイメージを面白おかしくできるから。
私は、そこを少し心配している。
ただ、ASKAさんが権力のある事務所に所属していたり、
巨大なバックボーンがあれば、話は違ってくると思うけど。
でも今の所、個人レーベルでいくみたいだし……。
理由③
ファンからの批判に対して、
マスコミは痛くも痒くもない
ファン(一般視聴者)から向けられるマスコミへの批判は、
プロ野球を観に行って、外野席からヤジを飛ばしているようなもの。
マスコミは慣れっこ。
ただ、ASKAさんご本人が法律のプロをたてて
マスコミと争うというのは、
とっっっても意味のあることだと思う。
何としてでも絶対にASKAさんの納得のいく結果にしてもらいたい。
つまり、親(←ASKAさん)の喧嘩に子供(←ファン)が
口出ししてはいけないと思っている。
理由④
ASKAさんが今後、芸能活動をする上で
マスコミとは切っても切り離せない。
これは、このまま(笑)
理由以上。自分で書いていて、あぁ、私はそう思っているのかと
脳が落ち着いた(*´▽`*)
さて、ASKAさんの本の
出版日が決まって、私も予約済。
出版後、マスコミは、また大騒ぎするのかな。
それとも出過ぎた杭となったASKAさんを
腫れものにでも触るかのように案外サラっと受け流すのかな。
どっちに足並みを揃えてくるのだろう。
私の考えは、後に控えているアルバムのことをメディアも
賞賛する用意をしているみたいだから、本もそんなに
叩かれないと思っている。
……そう思いたい(^▽^;)
それにしてもASKAさんは、やっぱりカリスマ性が半端ない。
世の中を客観的に見て、流れを予測して。
本当にASKAさんの行動には一つ一つ意味があった。
youtubeでFUKUOKA→700番→アルバム
この順番に間違いは無かった!!
カードのチョイスと出すタイミング、完璧だった!!
本格復帰までのシナリオ。自己プロデュースが芸術的に美しい!!