C&A

ASKAファンにしか伝わらないブログだと思いますが(^▽^;)お気軽にどうぞ

自分と向き合う作業8 何があっても変わらない「真ん中」

あぁ、熱狂的なファンに戻らないで良かった。

 

ASKAさんの逮捕の時、そう思った。

 

これが学生時代のままの熱狂的なファンだったら

どんなにショックだったか。

 

ただ、私の人格形成、真ん中の部分は

C&Aで出来ていることには変わりない。

 

当初はASKAさんの格言のような、あんな言葉やこんな言葉。

全てがバラバラと崩れ落ちて、私自身が減っていくようだったのも確か。

 

でも私も30代になって結婚もしていた。

家族のこと、仕事のこと。それなりに酸いも甘いも経験していた。

すぐに、「世の中そんなもんだな」と、冷静に割り切ることが出来た。

 

そして、C&Aの言葉に影響されて作られた私の人格形成。

それはもう長年のことだから、

C&Aから吸収した言葉は、

いつの間にか私自身の言葉になっていたことに気がついた。

だから、全然知らない人を見るような目でASKAさんを

見ることができたのかもしれない。

 

世間では、ASKAさんの逮捕が面白おかく報道された。

仕事先や美容院、友人と。その話題になることもあった。

みんな私がC&Aのファンだったことは知らない。

 

私は、一緒になって面白おかしくディスった。

それは今でも、大人として空気を読んだ当たり前の行動だったと思っている。

自分と向き合う作業7 C&Aの活動停止に思ったこと

新しい仕事をするようになって、

言葉を深く考えるようになった。

そして、C&Aの曲をまたよく聴くようになった。

新曲ではなく、私が陶酔していた頃の曲。

 

学生時代のように熱狂的なファンではなくなったけれど、

歌詞を咀嚼して自分なりに解釈をしてみたり、

ただ、綺麗な言葉をながめてみたり。

 

またライブに行きたいなと思うようにもなった。

けれど、もう新曲も知らないし、ファンクラブも退会しているし

色々と付いていけなくて疎外感を感じるかなとも思っていた。 

そんな矢先、C&Aの活動休止の発表があった。

正直、安堵した。

ライブに行きたいけれど気おくれするという

 ジレンマがあったから。

 

ライブをやらないのなら、スパっと諦められる。

 

そして、間もなくASKAさんの逮捕。

 

ここでも、ショックだった半面、少し安堵した。

 ファンに戻りたいというジレンマがあったから。

 

逮捕されたなら、スパっと諦められる。

 

 

自分と向き合う作業6 新たな仕事

放送業界の仕事に加え、私が選んだのは

イベント業。

多分、ここを閲覧している人は

ほとんど居ないだろうけれど、

万が一、知り合いに特定された時に

面倒だなと思うので。ざっくりとイベント業ということにする。

 

放送とイベントの大きな違いは、相手の反応がダイレクトに

こちらに返ってくること。

 

そこで思ったことは、ASKAさんのブログにもある、

伝えることの難しさ。

 

こちらが伝えたつもりでも、

お客様が「そんなこと聞いていません」「分かりません」

だと、それは伝えていないということ。

 

放送業界の仕事との掛け持ちになった。

 

イベント業ではお客様から直接、感謝されることが多かった。

「あなたが担当で良かった。有難う」と。

時には後日、お手紙やメールを頂く。

今までとは違った、やりがいと、充実、嬉しさがあった。

 

そして何より、

「素敵ですね」

「おめでとうございます」

「有難うございました」

「感動しました」

と、素直に心からお客様に言える自分が居た。

私にも、そんな気持ちがあるのかと自分で驚いた。

 

そんな頃、家庭の事情で関西から関東に移り住むことが決まった。

関東でも二つの仕事を掛け持ちしようと思ったけれど、

タイミングでイベント業の方が先に決まった。

関西よりも圧倒的に仕事の数が多かった。

 

そういえばCHAGEさんの本に

「水は上から下に流れるということ。それがTAO」

というようなことが書いてあったなぁと思い出した。

 

今まで一生懸命パドリングをしてきたのだから、

ちょっと自然体になって流れに任せてみようと思った。

 

私は7年間勤めた放送業界を辞めてイベント業に専念することにした。

 

 

 

 

 

自分と向き合う作業5 仕事に違和感を覚えた日

当時の私はこれ以上C&Aから影響されることや

吸収することは無いと思ったから、

ファンクラブを退会した。

 

いつかC&Aと一緒に仕事をしたいと思っていたけれど、

私は音楽番組とは無縁だったので、それも無いだろうと確信していた。

 

言葉で文章を綴ることが好きで放送業界を選んだけれど、

言葉や文章は重要ではなかった。どれだけ奇抜な企画や

ネタを持ってこられるか。

当時私は、鋭く、人を小バカにした

言葉を使い、会議でネタを通していた。

そういうキャラになっていた。

時には人の不幸を面白可笑しくテレビで紹介した。

他人の不幸は蜜の味だから、視聴率が上がる。

勿論、そんな番組ばかりでは無いけれど、

尖った人間に成長した私には、そんな番組の仕事が多かった。

 

仕事の合間を縫って、私はダイビングのライセンスを取得した。

初めて潜る海。6メートル程しか潜っていないのに、

そこには、地上とは全く別の世界があった。

何もかもが全て違う。宇宙のようだった。

 

海の中で泣いた。

 

初めてC&AのDVDを見た高校生のあの頃と同じように

色んな感情が押し寄せてきて涙が止まらなかった。

海中で泣いたもんだから、息を吸うタイミングが変になって、

溺れかけた(^▽^;)

 

その時のインストラクターが

数年前まで広告代理店に勤めていたと話してくれた。

そして、人間関係に辟易している時に、

初めてダイビングをして感銘を受けて、

ダイビングのインストラクターになったと。

今は、とても充実していて楽しいと。

 

 

 

私に今の仕事は向いていないかもしれない。

本来は、「言葉」が好きで選んだ仕事だったのに。

ずっと目を背けていたけれど、やっぱりズレを感じた。

更にC&Aと一緒に仕事がしたいという願いが

叶わないと確信し、

そもそもC&A自体に興味が薄れていた私は、

放送業界で目標を失っていた。

人には、向き不向きがある。

 

何か違う仕事をしてみようと思った。

 

 

 

自分と向き合う作業4 C&Aのファンクラブを退会した日

C&Aと一緒に仕事がしたい。

そんな思いを胸に放送業界で働いていた。

あとは、

 

業界人が言ってそうな台詞

「昨日から寝てないんだよね~」

と、イキって言ってみたかった。

 

ただ、本当に寝る暇が無く、今日が明日なのか、

明日が今日なのか分からない。

やっても、やっても終わらない仕事。

 

綺麗ごとを言っていては振り落とされる世界

私自身が20代前半という熱い年齢だったことも重なり、

とても尖った人間に成長した。

 

学生時代からの友人には

「最近の、あんたは怖い」と言われた。

私は、それがどーした。と思っていた。

 

そしてある日、C&Aのファンクラブの会報が届いた。

その頃には仕事以外で文字を読むのが億劫になっていたので

会報を斜め読みしていた。そして、こんなことを思った。

 

C&A……綺麗ごと並べてて、もう何も響かない。

 同じ業界に居るのに決して手の届かない彼ら。

いつもキラキラしている彼らを見ていると辛い。

あちら側と、こちら側の人なんだな……と、思った。

 

冷めると引き際の早い私は7~8年入会していた 

ファンクラブを退会した。

 

 

 

 

自分と向き合う作業3 ~私の真ん中にあるC&Aの言葉~

私は、中学の頃から放送業界で働きたいと思っていた。

テレビっ子、ラジオっ子だったし、

文章を書くことが好きだったから。

 

高校卒業後は、放送関係の専門学校に入った。

自分で言うのもアレだけど、なかなか着々と人生を歩んでいた。

 

そして、希望通り放送業界で働くことになった。

いつかC&Aと一緒に仕事をしたいと思っていた。

 

ずっとやりたかった仕事だったし、やればやる程、

周囲は認めてくれて、それは仕事量に反映された。

 

ASKAさんがどこかのインタビューで言っていたこと。

 

☆「僕はいつも、少し無理をしようと思っています。

無理をしなければ、何もひらけてこない」

 

☆「Aの道とBの道。最初にAの道を行ったけれど、

やっぱり違うと思って引き返してBの道を進んだ。

結果Bの道を進むことになっても、

Aの道に進んだ行為は決して無駄ではない」

 

あと、もう一つ。これはCHAGEさんだったか、

ASKAさんだったか……どちらか(^▽^;)

 

☆「壁があると思うから壁が出来てしまう。

壁なんか実際は無いんだから、意識しなければひょいと進める」

 

この言葉たちが大好きで、いつもこの言葉を反芻しながら

何事も、もうひと頑張り、ふた頑張りできた。

 

この言葉の数々が私の人格形成の「真」の部分になっていると思う

 

何かを変えようとする時、いつもこの言葉の数々を思い出した。

そして、その言葉に支えられ、突き動かしてくれた。

自分と向き合う作業2 C&Aのスタッフジャンパー

ちょっとしたタイミングときっかけからC&Aのファンになった。

熱しやすい性格なので、すぐにファンクラブに入会した。

そうなってくると過去のCDも欲しいし、ライブにも行きたい。

私は、アルバイトを始めた。 

 

コンサート会場の物販のアルバイト。

 

理由は、アルバイト募集にあった、

「CHAGE&ASKAや、

〇〇のコンサートのお手伝いを一緒にしませんか?」

の魅力的な誘い文句(^▽^;)

 

当時、C&Aのコンサートは物販のスタッフも、

会場スタッフと同じスタッフジャンパーを着せてもらえた。

 

アルバイトとはいえお仕事。

冷静を装って黙々と、パンフレットやグッズを売った。

けれど、C&Aと同じスタッフジャンパーを着ているのかと思うと、

本心は度肝を抜くほど嬉しくて、気を抜くと 

ドラえもんのように、1センチくらいは

宙を浮いてしまうのではないかと思った。

もっともっと近くでC&Aと一緒に仕事がしたいと思った。